安全靴とは、簡単に言うと、つま先のあたりに先芯が入っている靴のことです。先芯とは昔は鉄、今は樹脂の硬いもので、それがつま先を保護するのです。細かいことを言うと、更に規格に合格したもののみを安全靴とよんでいいことになっています。規格とはJIS規格のことですね。
昔(と言っても本当にかなり昔ですが)劣化した靴から「カラン」と言う音と共に先芯である鉄板が外れたりしたものです。なつかしいです。昔は、無骨な革靴、と言うイメージでした。現に私もそういうのを履いていました。
ところが、女性の従業員の方がスニーカーのような靴を履いていたので、「安全靴を履かなくてもいいのですか?」と聞いた所、「これ安全靴だよ」とつま先に先芯が入っていることを教えてくれました。それで私は驚いて、感激して、すぐに私もスニーカータイプを注文して履き替えました。通勤時も、もうそのまま履いていましたね。スニーカータイプになるともう重くもないんですよね。
なんで早く教えてくれないんだ、と思ったのを覚えています。工場内では基本的に安全靴を履かないと入ることができない場合が多いとおもいます。実際危険なことが多いですし、そもそも、何かあった場合に労災が降りない場合があるのです。私の働いていたところはちょっと管理が雑で、うっかり自分の靴で向上に入ってしまう人も居ましたが、そういう時に限って何かあったりするので、普通の靴で工場に入るのは本当にやめたほうが良いと思います。
危ないです。